装幀のみ担当しました。『歴史学入門:だれにでもひらかれた14講』
『歴史学入門――だれにでもひらかれた14講』
前川一郎 編
- 発 行 昭和堂
- 仕 様 A5判 横組み 並製
- 刊行日 2023年7月刊行
装幀のみを担当させていただきました。
発行と発売は、昭和堂です。
史学概論というより、歴史を「学ぶ」ことはおもしろい、と気づいてもらうための「入門の入門書」です。
高校の図書室に必備されることも、おすすめします。
【目 次】
第Ⅰ部 歴史学の見方と方法
第1章 歴史学――事実にこだわり、過去を通じて今を知る
● 前川一郎
第2章 歴史学の基本ルーティン――研究方法と論文の書き方
● 小林和夫
第3章 科学史――歴史的視野で科学の営みをとらえる
● 隠岐さや香
第4章 史学史――歴史学はいかに世界を認識してきたか?
● 浅田進史
第5章 海――海洋中心史観は陸地中心史観を超えるか?
● 鈴木英明
第6章 政治・社会思想史――歴史の天使は未来をまなざす
● 馬路智仁
第7章 歴史教育――公教育で歴史を学ぶとは
● 平井美津子
第Ⅱ部 過去を通じて現在を知る
第8章 グローバリゼーション――つながり、移動し、変化する歴史
● 太田淳
第9章 国民と民族――なぜ人はネイションに縛られるのか?
● 中澤達哉
第10章 人種主義――複合的な差別のひとつとして考える
● 藤川隆男
第11章 ジェンダー――規範から自己決定へいたる歴史
● 小田原琳
第12章 経済成長と格差――なぜ世界には豊かな国と貧しい国があるのか?
● 小林和夫
第13章 帝国主義――国際社会の歴史的淵源を考える
● 前川一郎
第14章 戦争――カテゴリーの暴力を超えて
● 五十嵐元道