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飯場へ
『飯場へ ―― 暮らしと仕事を記録する』
渡辺拓也[著]

仕事ができない自分が悪いのか? 職場の共同性をどんどん切りつめていく理不尽な圧迫を、私たちは、どのように押し返せばよいのだろうか。本書は、飯場〔はんば〕の一人ひとりの労働者が置かれた関係性に注目し、この問いに迫る。どんな条件で仕事をし、どういう暮らしをおくるのか、そして、どのような人たちと出会ったのかを、「僕」の飯場体験にもとづいて詳しく描き、考え抜いている。
叫びの都市 ―― 寄せ場、釜ヶ崎、流動的下層労働者
『叫びの都市
 ―― 寄せ場、釜ヶ崎、流動的下層労働者』
原口 剛[著]

「流動的下層労働者」たちは、かつて、職や生存を求め、都市空間の深みを潜り抜けた。陸と海を、山谷‐寿町‐笹島‐釜ヶ崎を行き交う、群れとなったのだ。その身体の流動は、いかなる空間を生み出していったのか。こんにちの「社会の総寄せ場化」、「釜ヶ崎的状況」を生き残る術〔すべ〕を手繰りよせるための、渾身の一冊。
『食人の形而上学
 ―― ポスト構造主義的人類学への道』
エドゥアルド・ヴィヴェイロス・デ・カストロ[著]
檜垣立哉 + 山崎吾郎[訳]

『アンチ・オイディプス』から『アンチ・ナルシス』へ。ブラジルから出現した、マイナー科学としての人類学(レヴィ=ストロース × ドゥルーズ+ガタリ × ヴィヴェイロス・デ・カストロ)。人類学と哲学のあいだを横断し、パースペクティヴ主義や多自然主義といったアマゾンの視点から、多様体を増殖させるアンチ・ナルシシズムを全開する。
レズビアン・アイデンティティーズ
『レズビアン・アイデンティティーズ』
堀江有里[著]

生きがたさへの、怒り―― 「わたしは、使い古された言葉〈アイデンティティ〉のなかに、その限界だけでなく、未完の可能性をみつけだしてみたい。とくに、わたし自身がこだわってきたレズビアン(たち)をめぐる〈アイデンティティーズ〉の可能性について、えがいてみたい。」
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